雨戸を塗装する時に皆さんは何を使っていますでしょうか?
刷毛塗り、ローラー、吹き付け
この3種類が主な塗り方だと思いますが
今回は吹き付けに着目してみました
吹き付けと言えばコンプレッサーを用いて行う為
現場までコンプレッサーを積み込みし持って行かなくてはならない、
塗装の際もエアーホースを捌きながらの作業になるので煩わしかったりしました
電動ガンも有りますがコレも電気の延長コードを捌きながらですので煩わしいです
最近では工具と言えばバッテリーで動くものが主流です
大工さんでもノコギリで木材を切っている方も
殆ど見かけなくなりましたね
それ程にバッテリー式電動工具は便利なのです
吹き付けにもバッテリー式の物が幾つかありますが
今回はワグナーのFC4000を実際に使用してみて
使用感などを動画も交えてまとめてみました
まずは実際に使用している所をご覧ください
屋根板金に風量別で撮った物になります
使用材料は
錆止塗料「マイルドボーセイ/エスケー化研」希釈10%
上塗塗料「クリーンマイルドシリコン/エスケー化研」
色はSR423、希釈率は最大の20%になります
動画は上塗り2回目です
FC4000の口径は1.8mmこちらが最小になります
ですのでどうしても肌が荒めとなってしまいます
次に実際に現場で雨戸を吹いている所と
風量別の仕上げ肌の確認動画になります
錆止め塗布後上塗り1回目です
如何でしたでしょうか?
高微粒化を狙うなら風量は出来るだけ多く
希釈も可能な限り多くする必要がありますね
続いてパターン幅の確認になります
続いて洗浄風景になります
エアーフィルターはすぐに汚れてしまうので
何かしらでカバーする事をお勧めします
動画内では100円ショップの
レンジフードフィルターを使用しています


また「ろ過布」もフィットします


動画内の霧吹きは下記を使用しました

バッテリーがどのぐらい持つのか?
気になる所だと思いますので実際に検証しました
バッテリーを満タンの状態から風量最大の12から10.8.6.4で使い切るまでの時間を計測しました
⚠️バッテリー自体は新品から数回使用しています
風量12/8分50秒
風量10/10分38秒
風量8/13分03秒
風量6/15分15秒
風量4/18分52秒
となりました
これは材料はカラの状態で吹き続けた結果なので材料が入った状態ですと吸い上げるのにバッテリーを使うとするともう少し短くなるかも知れません
最初のセットに付属してあるバッテリーは2個
18Vの4Aです
一般住宅の雨戸を3回吹き上げるなら2個では
到底足りませんね
これを解決させるにはバッテリーを買い足すしか有りません
付属は4Aですが他にも8A、12Aとある様です

バッテリー自体が大きくなりますのでバランスが悪くなったり重くなるのが懸念されます
更にボッシュのバッテリーは使用後すぐに充電が出来ません
特に夏場はバッテリー自体が冷めるのに時間が掛かりますので中々ストレスです
充電時間も計測しましたがフル充電まで
1時間5分掛かりました
説明書に記載されている時間と同じでした
もう一つの解決策として正規品では無いですが
他社のバッテリーを使用するやり方です
もちろんそのままでは使用出来ませんが
変換器を付ける事で例えばマキタのバッテリーを
使用する事が出来ます

自己責任にはなりますが実際使用しましたが
使えました
ただ何度か電気の供給にムラが有る感じがしました
使用したバッテリーはマキタの18V6A
満タンからのカラ吹き風量12での使用時間は
12分30秒でした
変換器自体はボッシュのバッテリーと変わらない大きさです

これに他社のバッテリーが付くイメージになります

この様にバランスが悪くなります
ボッシュ4Aだと平行です

小ネタですが私は材料を1度2ℓのペットボトルに移してから持ち運んでいます
異物の混入を防げますしこぼす事も無く便利です

FC4000について 私なりのメリットとデメリットを書いてみました
○メリット
現場内での移動が楽
コンプレッサーが不要
電気も引っ張らなくて良い
コードレス(これにより他を擦る事もない)
×デメリット
バッテリー関連諸々
口径
カップガンに比べてデカいので狭小不向き
逆さに出来ない
パターン調整が丸吹とワイドの2種で
幅の調整が出来ない
おまけ
これから雨戸吹き付けチャレンジする方向けに
養生風景になります
最後に微粒化を狙うに当たりメーカーに問い合わせた所
可能な限りの希釈と風量が大切だと返答を貰いました
クリーンマイルドsiに関しては最大の20%では
微粒化は無理だと判断しました(個人差あり)
30%まで希釈すると吐出量の調整次第では
スピットが出てしまうので必ず試し吹きして下さい
材料ごとにコミ(材料の粘度)が違う
また外気温や色によっても変わるので現場毎の調整が必要です
以上が私が感じた使用感になります
またバッテリー式スプレーガンも幾つか種類があるので
そちらも試して記事に出来ればと思います
お楽しみにお待ちください
記事提出者:江澤塗装