錆止め塗料で上塗りの光沢は変わるのか?比較検証してみた

錆止め塗装後、上塗りを塗装すると
どうしても錆止めの塗膜に
艶を喰われてしまうことがあります。

上塗りを2回塗装しても
本来の艶が出にくい錆止め塗料もあるため、
「光沢フェチの私」が
錆止め塗料を6種類塗装し
どれが最も上塗り塗料の光沢を
活かせるか検証してみました。

今は昔みたいに
光沢をギラギラに出したい!という
願望は薄れてきましたが、
自分が塗装した塗膜に光沢があると
塗った!!という達成感があるのは
私だけじゃありませんよね?

検証する錆止め塗料

塗料メーカー 塗料名 ※塗装間隔(23℃)
関西ペイント スーパーザウルスⅡ(2液) 4時間以上7日以内
日本ペイント ハイポンファインプライマーⅡ(2液) 4時間以上7日以内
SK化研 SKマイルドボーセイ(2液) 6時間以上14日以内
ロックペイント 2液型サビカット(2液) 4時間以上7日以内
スズカファイン ワイドさびストップ(2液) 8時間以上1ヶ月以内
スズカファイン 1液ワイドさびストップ(1液) 3時間以上

この6種類の錆止め塗料を塗装後、
錆止めの光沢と
ハイパーユメロックを1回塗りの塗膜を
光沢計で計測します。

錆止めの希釈率は
ハケ・ローラー塗装の
上限まで 希釈しています。
※塗装間隔は、弱溶剤形上塗り塗料を
塗装する場合の目安です。

弱溶剤2液形エポキシ樹脂塗料 錆止め塗料の光沢の差を検証する塗り板

塗り板はベニア板で
使用したローラーは
毛丈13ミリのしろくまです。
色はカンペのビスタブラウン。

光沢の結果

塗料メーカー 塗料名 下塗りの光沢 上塗り1回塗りの光沢
関西ペイント スーパーザウルスⅡ(2液) 2.7 68.4
日本ペイント ハイポンファインプライマーⅡ(2液) 1.1 66.2
SK化研 SKマイルドボーセイ(2液) 11.2 75.6
ロックペイント 2液型サビカット(2液) 3.7 68.1
スズカファイン ワイドさびストップ(2液) 1.1 62
スズカファイン 1液ワイドさびストップ(1液) 0.7 67

マイルドボーセイは レベリングが良く
肌が綺麗で光沢があるため、
上塗りの艶が出る傾向が強いようです。

スーパーザウルス2や
ファインプライマーも
ワイドさびストップと比較すると
レベリングが良く肌が綺麗でした。

逆に艶消し〜3分艶ありを使う場合は、
光沢が出にくいワイドさびストップを
使った方が良いのかな?と感じました。
(現場で試してないので、あくまでも憶測です)

今回は膜厚や防錆性を考慮せず
上塗り塗料の光沢を活かせる
錆止め塗料はあるのか?の検証
です。
防錆力や付着性については
また別の話になりますが、
仕上がりの「美観」にこだわるなら、
錆止め塗料選びも重要な要素になります。

 

錆止め塗料のと上塗り1回目の光沢
光沢の差は画像ではわかりにくいため、
光沢計で計測している
動画を撮影いたしました。
(動画は1.5倍速です。)

光沢の差の動画

錆止め塗料の色

メーカー 塗料名
関西ペイント スーパーザウルスⅡ(2液) 19-20B近似
日本ペイント ハイポンファインプライマーⅡ(2液) 19-20B近似
SK化研 SKマイルドボーセイ(2液) N-40近似
ロックペイント 2液型サビカット(2液) N-10近似
スズカファイン ワイドさびストップ(2液) N-25近似
スズカファイン 1液ワイドさびストップ(1液) N-25近似

錆止め塗料の色の比較

6種類塗装してみたので、
あまり意味はありませんが
色の比較をしてみました。

私は上塗り塗料が黒やノアールの場合、
黒をそのまま使うと
塗り残しがわかりにくいため、
白を少し足して使用しています。

この結果を見てから思い出したのですが、
水谷ペイントのRMプライマーも
入れれば良かったなと後悔したので、
時間があれば追加でRMプライマーの黒で
光沢を計測してみたいと思います。


記事提出者:阿部塗装店

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