アルミサッシに対する水性下塗塗料の付着試験

外壁塗装が終わり、サッシの養生をバラす際に下塗りから引っ張ってしまい手直しが多くなる事ないでしょうか?
当店で主に使用している下塗り含め、プライマー・シーラー・サーフ(微弾性除外)の20種類の下塗り材で付着試験をしました。
全て水性で同じ塗料で透明・ホワイトもあります。

テストに使用する水性下塗塗料(外壁塗装用)

エスケー化研
・ミラクシーラーエコクリヤー
・ミラクシーラーエコホワイト
・SDサーフエポ
・ハイブリッドサーフ
・ハイブリッドシーラー クリヤー
・ハイブリッドシーラー ホワイト

関西ペイント
・エコカチオンシーラー クリヤー
・エコカチオンシーラー ホワイト
・ダイナミックプラサフ2
・水性エポレジン
・ダイナミックシーラーアクア クリヤー
・ダイナミックシーラーアクア ホワイト
・RSプライマーベース
・RSプライマー透明
・RSマイクロサーフ

大日本塗料
・EXTRAアクアシーラー 透明

日本ペイント
・カチオンシーラー
・パーフェクトサーフ
・パーフェクトシーラー

ロックペイント
・ハイパーシーラーアクア 透明

(※上記は文中の番号の順番ではありません)

試験体はホームセンターで用意した厚み2㎜のアルミアングルです。

テストに使用するアルミ材

下塗りに使用する刷毛は好川の水性刷毛です。
これはホームセンターで販売していて、1本120円です。
手直し用で良く使っていて、ホームセンターへ行くたびに購入しています笑

テストに使用した刷毛

プライマーとシーラーで1本
サーフで1本
メーカー毎に水を入れ替えて使用しました。
(写真撮り忘れました🙇)
普段、サッシを研磨する方はいないと思いますので研磨なしでのテストです。
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5cm間隔で各塗料を塗装していきます。
ライン出しのマスキングは正宗
なるべく厚みが均等になるように気をつけましたが、シーラーは弾いてしまうので難しいですね😓
呼称がプライマー・サーフの塗料は比較的弾き少なかったです。

塗装完了直後に雨が降ってきてしまった為、一晩だけ室内で乾燥させ翌日から外に放置(1週間)

マスキング剥がし
1から順に(10番の写真を撮り忘れていたのでクロスカット後のものになります)

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ライン出しでは思ってた以上に剥がれる下塗りが少なかったです😭
大きく剥離したのは8番のみ…
最後の20番に関しては弾きが酷くそもそも塗料が付着しているかも微妙です。

クロスカット試験(カモ井加工紙 建築塗装用マスキングテープ「政宗」を使用)

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軽微なもの含め、3、4、8、11、12、13、14、18番に剥離が見受けられました。

試験を終えて
まずは自社請けの際に使用しているプライマーに剥離がなく一安心しました。
また、高密着の下塗りでも弾きがあったのでアルミ材に限らず、光触媒・無機系のサイディングにも都度付着テストは必要だと思います。
期待していたほど剥がれてくれる塗料が少なかったので悔しい結果となりました。

閲覧いただきありがとうございました。
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記事提出者:おおがね塗装

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