コーキング試験体作成レポート(江澤塗装 代表 江澤貴幸)

すでに宮城県や岐阜県でも
シーリングも多く曝露してありますが、
今回は宮古島で曝露する検体
16種を自分が担当して作成しました。

試験体ですが1枚のアルミ板に4本
暴露用と保管用で8枚作成しました。
アルミのチャンネルは
全長100㎜幅12㎜高さ10㎜を使用しました。
ここからバックアップ材3㎜を使用し
コーキングの厚みは6㎜

幅はチャンネルの厚みを引いて10㎜になります。

上下は10㎜のバックアップ
チャンネルの間は6㎜✖️5㎜を2本で

型を作りました。

チャンネルとアルミ板の接着は
サンプル試験体をハンマーで叩き
問題無かったので採用。

各種プライマーを塗布します。

最後にバックアップを剥がすのですが
そのままだと薄膜のコーキングが
残存したりするので
バックアップ、チャンネルのミミを養生しました。

コーキングを充填しならします
普段試験体作成時は
極力痩せない様に金ベラを
使用しますが間隔が狭い為

カッターの先端でならしました。

マスキングばらし。

気温、湿度の上がる
リビングで保管し10日後に
バックアップ解体

間のバックアップは
チャンネルの接着剤も噛んでいる為
剥がすのに中々苦労しました。

バックアップやバックアップの糊を
極力清掃し完成しました。

硬さ確認用に24㎜程取ってあります。

後は当日50㎜を塗装仕上げの予定でしたが
シーラーを塗布する事を忘れていた為
持ち帰り後日塗装後に
宮古島へ配送したいと思います。
只今メーカーよりサンプル到着待ちです。

3/9硬さを簡易的に見ましたが
NBLM、2570、ケーミューが特に柔らかいです
ドライサラは硬い方でした。

NBLMはペールよりもカートリッジの方が柔らかく
ドライサラはペールの方が柔らかいです。
長くなりましたが当日の反省点として思いつくのは
✴︎内容量が足りない物が
幾つかあったので確認しておくべきだった。

✴︎硬化剤が同じ物は纏めて送られて来ていた為
どこにあるか分からなくなったので
事前に各所へ小分けしておくとスムーズだった。

✴︎ニコイチの物や上塗り変更などの
イレギュラーな塗り板などに関しては
専属で1、2名配置した方が混乱が無かった。

✴︎1g単位の微調整が難しいので
スポイトがもっとあった方が良かった。

✴︎水性は前日に水まで張ったが
若干紙コップが湿っていた物があったので
直前に計る又はプラカップが良かった。

など思い付きました

今後同じ様な事をする方が居たら
アドバイス出来るかと思います。
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